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オロリンマルチセプトプラスQ&A

オロリンマルチセプトプラスをご使用頂いているお客様より
商品についてのお問い合わせの中で多いものをQ&A形式でまとめました。
是非、商品の使用時にご活用ください。

Q1. 予備洗浄は必要ですか?
A1. いいえ。本製品は洗浄と消毒を同時に行うため一次洗浄が不要になります。汚染器材を水洗いすると血液曝露や切創事故が生じる危険性があるため避けてください。(欧州基準)セメント類はあらかじめアルコールワッテ等で除去してください。

Q2. 有効成分は何ですか?
A2. アルキルアミン、第4級アンモニウム化合物です。

Q3. 微生物に対してどのように作用しますか?
A3. 有効成分がウイルス・細菌の感染源となる表面膜構造を脂質溶媒の働きにより不活性化します。

Q4. 希釈は水でよいですか?
A4. はい。常温の水でご使用ください。強酸性水やオゾン水などの使用は有効成分に影響を与える可能性がありますので避けてください。

Q5. 指定の容器はありますか?
A5. プラスチック製の容器をご使用ください。
また、薬液の酸化を防ぐために蓋付容器をご使用ください。

Q6. 超音波洗浄器は使用できますか?
A6. はい。洗浄効果を促進することが期待できます。

Q7. 規定時間を超過した場合は?
A7. 長時間の浸漬は材質によって損傷・変色等を誘発させる場合がありますので避けてください。

Q8. 浸漬後は水洗いしますか?
A8. はい。本製品は残留性があるため、十分な水洗いが必要となります。器材表面の滑りが完全になくなるまで洗い流してください。

Q9. 希釈液の交換時期はどのくらいですか?
A9. 最長7日間の使用が可能ですが、薬液が白濁した場合は衛生面を考慮して早めの交換を推奨します(毎日交換推奨)。本製品は汚染度と効能は付随しません。

Q10. 有効性を判定するテスターはありますか?
A10. いいえ。本製品はアルデヒドおよび塩素系とは成分が異なります。グルタラールの実用下限濃度や塩素系の有効塩素濃度の低下により効能が消化される薬液ではないため不要となります。

Q11. 廃液はどのように処理すればよいですか?
A11. 本製品は生分解性で環境に無害のため流水下で廃棄できます。

Q12. 使用できない材質はありますか?
A12. はい。樹脂・真鍮・アルミ製品および薬品に耐久性のないプラスチック製品の使用は避けてください。
また、シリコンゴム製品は変色する場合があります。

Q13. 歯ブラシまたは義歯に使用できますか?
A13. いいえ。本製品は医療用器具を対象とした薬液です。歯ブラシ等の使用は材質を傷める場合がありますので避けてください。歯ブラシの使い回しは衛生的に推奨はできません。

Q14. 衣類に付着した場合は落ちますか?
A14. はい。着色性はありませんので、拭き取りまたは洗濯で除去できます。皮膚に付着した場合も取り除くことができますが、安全のためグローブ・マスク・ゴーグルを着用ください。

Q15. 原液使用で浸漬時間を短縮できますか?
A15. いいえ。原液使用は材質を傷める場合がありますので避けてください。本製品は希釈使用になりますので、必ず規定の希釈濃度でご使用ください。

Q16. 有効期限はどれくらいですか?
A16. 約3年です。期限は容器に記載しています。

Q17. 刺激臭はありますか?
A17. いいえ。鼻を刺すような刺激臭はありません。

Q18. 特別な場所で保管する必要はありますか?
A18. 直射日光および高温多湿を避けて、幼児の手の届かない場所に保管してください。

Q19. 滅菌処理は必要ですか?
A19. はい。高温に耐久性のある器具は滅菌を行ってください。欧州では薬液ではすべての微生物を滅菌できないとされています。熱に弱い製品はEOGガス滅菌またはディスポ製品を推奨しています。

Q20. 日本では認可されていますか?
A20. いいえ。国内では薬事未承認で雑品に分類されます。これは欧州と日本の基準が異なるためです。
欧州では医薬品として認可され、欧州規格EN14476またRKI/DVVガイドラインに準拠しています。

商品詳細はこちらよりご確認頂けます。

オロリンマルチセプト®プラス 2L

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